【レゴ】労働者会館
こんにちは。
ホレスです。
建物を作りました。
外観は、アルヴァ・アアルトが1924年に設計した、実在の建物をベースにしています。
当時の流行や、アアルト自身の旅行の経験などから、各部の意匠にはルネサンス建築からの影響が表れています。
例えば、1階の白い柱や、2階の大きな窓、円形の浮彫装飾などです。
壁の植物は、でんのすけさんのアドバイスにより、垂直方向の広がりを強調させた結果、それっぽく見えるようになりました。
この三つ葉パーツは以前Pabにあったらしいのですが、僕は引きこもりなので自力で集めました。別にPabとかうらやましくないし!!
建物の背面には『ちいかわ』のハチワレが描かれています。
偶然にも、僕がこれを作っていたのと同時に、友達が『すみっコぐらし』のトンカツの壁画を作っていて、「通じてるじゃん…」と思いました。
今回は両開きのドアを採用しました。
さっそく入ってみましょう。
ちなみに今回の建物では、2階部分に電飾用のバッテリーを仕込むため、1階部分のみ内装を作っています。
1階はバーです。
ウィリアム・モリス風のカラーパレットのおかげで、アップスケールながらも重苦しくない印象に仕上がったように思います。
奥にある曲面の壁は、昨年の12月24日にkonekoくんに手伝ってもらって作りました。大事な日に何してんの?
入口ドアを入って左側には、備え付けのテーブルと、立ち飲み用のバーテーブルがあります。
パールゴールドのバー系パーツは種類があって扱いやすいですね。ここでのバーはbarのバーではなく、barのバーを意味しています。
入口ドアを入って右側には、ビリヤード台があります。
アール・ヌーヴォーっぽい装飾で囲われているのは、ビリヤード用のキュー(棒)です。
キューを構えるときに窓が割れそうなので、ビリヤード台の置き場所としては割と最悪です。
入口ドアを入って正面には、バーカウンターがあります。
ここまで特に触れていませんでしたが、フロアは気合の三角タイルで埋めました。
バーテンダーのトルソーは互換品とかではなく、2011年のハリーポッターの本のオマケです。
いや本のほうがオマケなのか?
「ロマネ・コンティって本当に美味しいんですか?」
「たこわさと合うらしいよ(大嘘)」
バーカウンターの右側には、ユニコーンの絵画が飾られています。
これは僕がVTuberのユニコーンをやっているからとか、Vetementsのユニコーンフーディーを20万円で買ったことがあるから、とかではありません。
バーカウンターの左奥から、限クリ壁(限界クリスマス会で作った壁)の中に入ることができます。
曲面の壁の中は、バーで小洒落た料理を出すためのキッチンになっています。
キッチンは、ゲーム『Cooking Simulator』を参考に作りました。
料理をしない人間特有の解像度の低さが泣かせます。
「あれ…魚ってどうやって捌くんだっけ……(絶望)」
壁にかかっているのは、キッチンタイマーではなく時限爆弾です。
ちなみに、レゴには本当に時限爆弾が存在します。
こちらのアーチをくぐると、建物の廊下に出ることができます。
イスラームっぽいアーチはたまに使うと調子いいですね。去年は彦根城の窓に使いました。
2階にアクセスするための階段が、廊下の中央から左右方向に設けられています。
この観葉植物は、以前rabbbitさんに褒められてから味を占めて、死ぬほどこすりまくっています。
廊下の大まかな構成とカラーパレットは、元ネタの建物の要素を引用しています。
そういえば手前の鼻セレブみたいな猫、あんまり顔が猫っぽくないんですよね。たぶんヒゲのプリントがないからだと思います。
コンペイトウみたいな形の照明は、アアルトが実際に設計したものを参考にしました。
先日、中村さんそ(さん)のライブに行ったら、客席にコンペイトウをブン投げまくっていてとても良かったです。何の話?
廊下の奥にあるのはトイレです。
バーで酒を飲みすぎたらここに直行だ!(嫌すぎ)
今回は全体の空気感に合わせて、クラシックなトイレを作りました。
ウォシュレットとかない。全部ない。もういい?
「色を拾える」というだけの理由で壁に飾られた海図は、僕の人生ドン底、小学校をサボりまくって家でレゴばかりしていた時代の思い出のパーツです。
廊下側のドアから外に出てきました。
ちなみに、彼のようにシャツの第二ボタンまで開ける人間は信用してはいけません。
今回は道路の質感がボロめです。たぶん街の税収足りてません。
街灯です。
ゼンマイみたいなパーツにクリップを付けるアイデアは、どこから拾ってきたのか忘れてしまいました。
「俺のパクリだろ!」という方は、ホレス宛に内容証明をお送りください。法廷で会いましょう。なんで訴えられる側が強気なん?
屋根です。
当初は、4面に分けた屋根を水平に固定していたのですが、「そんな人生で恥ずかしくないのか?」という心の声に屈して、5度くらいの角度をつけました。
水平でもよかった気がしますが、こっちのほうが見どころがあるのでヨシです。
毎度おなじみの室外機です。
もはやリアリティとかどうでもよくなり、外観のアクセントとして、屋根の上で控えめな存在感を放っています。
というわけで、労働者会館の紹介でした。
6月に開催されるJapan Brickfestで展示する予定ですので、参加される方はぜひホレス卓にお越しください。
以下、宣伝タイム。
Tamotsuさんのブログで、立命館大学レゴ部の4幅車ジオラマが特集されています。
ぜひご覧ください。
Instagramのストーリーに、制作途中の作品をよく上げています。
興味のある方はぜひフォローをよろしくお願いします。
そりでは!
おまけ
ハチワレ(車移動中に作った)
角度つけれる & 建物の角OK な植物の固定方法