【後編】立命館大学レゴ部のレゴ展示会 2021
立命館大学レゴ部の学園祭レポート・後編です。
前編では、「なんでも作品エリア」と「写真展示エリア」の作品をご紹介しました。
後編では、「4幅車エリア」と「建築作品エリア」の作品をご紹介します。
4幅車エリア
立命館大学レゴ部には、4幅車の制作に熱心な部員たちが在籍しています。
学園祭を彼らの作品の晴れ舞台にすべく、今回は4幅車エリアを制作&展示しました。
高架はkonekoくんの制作です。
強度や見た目などの要件が多い中、僕の指示厨行為に耐えて完成させてくれました。
そのほか、ガソリンスタンド・タイムズ・イベントブース・各種道路設備・高架下は、ホレスの制作です。
高架は、立体的な風景の演出に一役買ってくれました。
高架下は「妙に現実っぽくてヤな感じ」(チケくん談を要約)ですが、あくまで主役は4幅車なので色数や情報量は抑え気味です。
信号や街灯などの道路設備は、日本をイメージしています。
制作者(ホレス)が運転エアプなので、レゴ部内のミーティングでフィードバックをもらいながら信号の位置などを決めていきました。
4幅車エリアの中心に置いたのは、円形のキャノピーが特徴的なガソリンスタンドです。
詳細については後日ご紹介しますが、4幅車が映えて撮影にもぴったりの雰囲気に仕上がりました。
見に来てくださったお客様だけでなく、部員のみんなも喜んでくれたのが嬉しかったです。
今回の展示では、ホレス制作のタイムズが3年振りに復活しました。
看板は当時のままです。
シャコタンでも駐車できるよう、ロックレス式の設備を再現しています。
タイムズの奥側には、カーイベントっぽいブースを設置しました。
ここに4幅車を置けば、一気にカスタムショップのデモカーっぽくなります。
4幅車エリアは小さな子どもからご年配の方まで、多くの方々に好評な展示でした。
たくさんの車が並ぶ風景は視覚的にワクワクしますし、4幅車はレゴの魅力を表現しやすいジャンルのように思います。
建物作品エリア
最後にご紹介するのは「建物作品エリア」です。
ここには、文字通り建物系の作品を並べました。
学祭の前日に部員たちが組み立てた、製品のセサミストリートです。
伝わりやすいテーマや可愛いミニフィグが、お客様に好評でした。
ちなみに学園祭が終わったあとは解体して、みんなでパーツを山分けしました。
こちらは、でんのすけさん(@den2_lego)がDen Create Studioで販売されている「町のパン屋」です。
可愛らしくておしゃれなカラーリングと、ジオラマ的な空間の切り取り方が展示に映えていました。
手前のキャプションカードには販売ページのQRコードをプリントして、宣伝も忘れません。
そのほか、ホレス制作の建物も並べました。
建物作品は「住んでみたい!」「家賃いくら?」など、身近なテーマだからこその感想をお客様から聞けて、展示していてとても楽しかったです。
屋根や壁が開いて内装が見えるしかけも、本来は僕自身の楽しみでやっていたことですが、ドールハウス的なワクワク感を演出できてよかったように思います。
というわけで、前編と後編に分けて学園祭のレポートをお送りしました。
個人的な感想としては、2018年に立命館大学レゴ部を立ち上げてから、コロナにも負けず今回のような展示会を目標に活動してきたので、とても感慨深かったです。
展示を見に来てくださった方々、制作に協力してくれた友達、そして立命館大学レゴ部の部員みんなに感謝します。
そりでは!