【後編】立命館大学レゴ部の学園祭 2022

こんにちは。ホレスです。

今回の記事では、学園祭に展示した建物やロボットなどの作品をご紹介していきます。

前回の記事をご覧になっていない方は、ぜひ前編もご一読ください!

Iくんが制作したスケートショップです。

ストリートの空気感をまとった外観と、クリーンな内装の組み合わせから、彼が都会的な感性を持っていることがうかがえます。

建物の背面には「LEGO」のグラフィティが描かれています。

この手のグラフィティはStudioでやっている人をよく見るのですが、実物はやはりいいですね。

黒い文字の縁の外側をさらにミディアムアズールで囲っているのも、ストリートらしいカラーパレットになっていて、Iくん自身の故郷である渋谷の街を彷彿とさせます。

くぼうくんの喫茶店です。

16*16プレートというコンパクトな敷地に収まりながら、まるでコーヒーの香りがそこに感じられるような作り込みに感服です。

窓周辺の意匠や、中間色をあえて使わない軒先テントなど、1つ1つの要素がうまく喫茶店の空気感を演出しています。

詳しくはこちらの記事で解説されていますので、ぜひご一読ください!

Aさんが持ち込んでくれた、ハリーポッターシリーズの製品です。

僕やkonekoくんの脳内意識は2000年代半ばのハリーポッター製品で止まっていたので、映画の登場人物に忠実なミニフィグや、見た目に違和感なく組み込まれるギミックなどに終始驚きっぱなしでした。

こちらは、Oくんが会計の猛勉強の合間を縫って組み立てた、アメリカの議会議事堂です。

特徴的な新古典主義建築の意匠が、小さいスケールながら丁寧に再現されています。

学園祭が終わったあとは、僕が持ち込んだLEDを埋め込み、部員みんなでキャンプファイヤーみたいに囲んで楽しみました。

こちらは、Tくんが制作した戦闘ロボットです。

ロボットアニメのキービジュアルのようなポージングが、とにかくカッコいい!

関節の可動域が広くないとこのポーズは取れないわけで、そこを含めて考えられているんだなと感心しました。

こちらはFくんが制作したロボットです。

建物の装飾に使われるパーツを巻き髪に見立てているのが、全体の可愛らしさの演出に一役買っていて、しばらく見入ってしまいました。

こちらはくぼうくんのロボットとゴリラです。

ロボットのほうは、ボンドカーの製品で使われたプリントパーツをMOCで使ってほしいという無茶振り(パワハラ)をしたら、本当に作ってくれたというものです。

ゴリラのほうは、双眼鏡のパーツ自体をゴリラの顔に見立てていて、大学の課題制作やお笑い研究などで普段から発想の柔軟さを鍛えているだけあるな…と思いました。

こちらは、Nくんが持ち込んでくれたタンブラーです。

映画に登場するハイテクな乗り物は、割と曲面で構成されがちな気がするのですが、タンブラーは複数の面で構成されているのがマスキュリンみがあってカッコいいですね。

こちらはIくんが持ち込んでくれた、蒸気船ウィリーの製品です。

幅広い層の方に伝わるテーマなので、今回のような展示にはぴったりでした。

今回の学園祭では、レゴの制作過程やこだわりを紹介するパネル展示も実施しました。

前回の梅小路レゴ展示会で好評だったので、学園祭でもやってみようという試みです。

「部員がどのようにレゴを制作しているか」というのは、お客様だけでなく部内でも謎だったりするので、手品のタネあかしのような感覚で楽しめたように思います。

というわけで、2022年の学園祭レポートでした。

2018年に立命館大学レゴ部を立ち上げてから計3回、学園祭でのレゴ展示会を開催したのですが、今回がいちばん充実した展示になりました。

僕が参加するのは今年で最後でしたが、今後も立命館大学レゴ部の部員には楽しく活動してほしいなと思います。

そりでは!