【音楽】2019年後半の良曲をダンスミュージック中心に50曲紹介してみた

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押忍。

ホレスです。

今回の記事では、2019年の後半にリリースされた良曲を50曲ご紹介したいと思います。

全曲に僕の個人的な感想&解説を付けているため、総文字数は1万字を超えています。

主に取り上げているのはダンスミュージックですが、聴きやすい曲が多いので (そして僕自身も聴きやすい曲が好きなので)、おうち時間やリモートワークのおともにどうぞ。
目次は以下の通り。

そりではどうぞ!

 

ハウス編 (解説めっちゃ雑)

1曲目 Wax Motif - Divided Souls ft. Diddy

Wax Motif自身のレーベルの名前を冠した1曲です。

今回コラボレーションが実現したDiddyはかなりの大物ですが、それに負けないWax Motifのセンスが光る1曲に仕上がっています。

MKとSonny Foderaの地下鉄貸切?のようなライブで2人が最後にプレイしていたのがこの曲で、そのカッコ良さにめちゃめちゃ衝撃を受けました。

ちなみに曲中で散々「20minutes versions, Number two, the DJsゴニョゴニョ」と言っていますが、本当に20min Versionも存在します。(病気)

2曲目 Sam Fender - Will We Talk? (MK Remix)

元曲を知らなかったのですが、MKがリミックスを手掛けると必ず良曲に仕上がるので問題ありませんでした。

小刻みな和音が心地よく、MKらしい1曲です。

3曲目 Joel Corry - Sorry

めちゃめちゃ流行りましたね。

Piano Houseという (あまりフォーマルではない) サブジャンルがあるのですが、まさにそれを代表する1曲かなと思います。

4曲目 BURNS - Energy (with A$AP Rocky & Sabrina Claudio) (Sonny Fodera Remix)

こちらもPiano House。

ヒップホップに疎いので、A$AP Rockyがどのような人物なのか詳しく知らなかったのですが、「加減」が上手なアーティストだなと思いました。

Sabrina Claudioのチルな歌声と、Sonny Foderaらしい和音の相性が非常によい1曲です。

5曲目 Kito & Empress Of - Wild Girl (Paul Woolford Remix)

またまたPiano House。

Paul Woolfordのリリースは毎回楽しみにしているのですが、この曲は去年の彼のリリースの中でも最も気に入っている1曲です。

6曲目 Gorgon City - Elizabeth Street

ガチ名曲です。

ボーカルなし、ひたすら同じモチーフの繰り返しで一見退屈そうな印象を受けるのですが、キックや一つ一つの音色の質が非常に高く、気付いたときにはクセになっている1曲です。

スピーカーで爆音で鳴らしても曲として全く破綻しません。すごいです。

7曲目 EDX - Neptune

毎度安定の良曲をリリースしてくれるEDXですが、この曲は最近のものとはかなり趣向を変えて制作されたようです。

2000年代後半〜2010年代前半にかけてのProgressive Houseを彷彿とさせる曲の構成で、同時に初期のEDXも思い起こさせます。

EDX - Neptune (Deadmau5 Edit) とかやってくれないかな。

8曲目 Blanke & Godlands - Hellraiser

Blankeが得意とするMid Tempo (もしくはMid Tempo Bass) をさらに前進させた、それまでに聴いたことがなかったタイプの1曲です。

ハウス編に含めましたが、ジャンルが不明なのでとりあえずこの辺りに。(適当)

Godlandsもなかなか面白い曲を作っているアーティストのようで、この2人のコラボレーションから斬新な曲が生まれることの必然性を感じました。

ダブステップ

9曲目 Virtual Riot ft. Pearl Andersson - Lost It (VIP)

Virtual Riotは、僕が高校生のときからずっと大好きなアーティストの1人です。

ただ正直、ここ数年の彼のリリースは家というよりもクラブで聴きたくなる曲が多く、少し物足りなさを感じていました。

ただし、この1曲は違います。

2017年リリースの名曲、Lost It (個人的にLost Itの最後のドロップは2017年ベストドロップだと思っています) の2019年的解釈ということで、Virtual Riotのよいところが全て詰まっています。

ブレイクのFuture Garageっぽいパートも、最後のHybrid Trapっぽいところも、全て綺麗に繋げて破綻を生み出さないところもさすが。

本当にレベルが高い1曲です。

10曲目 Virtual Riot - Hysteria

もう1曲、Virtual Riotです。

待望のIDをやっとリリースしてくれました。

Psytranceと他ジャンルの融合はかなりトレンドのような気がしますが、この1曲はそれを少しだけ先取りしていて、最初にIDとして聴いたときはかなり衝撃的でした。

そういえば彼は最近、Zeddと一緒に曲を制作したようです。

正式にリリースされるのがいつかは分かりませんが、期待が膨らみます。

11曲目 Bossfight - No Sleep

ダブステップドラムンベースの組み合わせは、100%カッコよくなることが保証されているように見せかけて、実はかなりバランスが重要です。

この曲は2:14あたりからの「ダブステップドラムンベース」の切り替えが非常に上手く (一見2:25あたりから切り替わっているように聴こえますが、2:14の時点でハイハットの音が入っています) 、高度な次元で2つのジャンルを組み合わせていることが分かります。

あと単純に「Take these emotionsとDamn these emotions」の韻の踏み方がカッコいいです。

12曲目 Last Heroes - Found Us (Feat. Luma)

Seven Lions率いるOphelia Recordsから、Last Heroesのリリースです。

最初に聴いたときはドロップ直前の歌詞が聴き取れなかったのですが、その前後に生まれる「楽曲に引き込まれる感覚」がとても気に入りました。

13曲目 Crystal Skies - Feels Right (ft. RUNN)

Crystal SkiesのEP「Constellations」のラストを飾る1曲です。

1曲目のOne More Lightではサンプリングパックのボーカルを用いる一方で、この曲ではRUNNをボーカルに起用しており、その気合を伺うことができます。

サンプリングパックのボーカルを使うのが手抜きとか、そういうことではないですが。

2019年はCrystal Skiesの活躍が印象的な1年でした。

14曲目 Seven Lions, Excision, & Wooli w/ Dylan Matthew - Another Me

まーー 豪華すぎるコラボレーションなのですが、そこに対する期待を裏切らない1曲です。

個人的にはWooliの立ち位置が全く分からないのですが、きっといい仕事をしてくれているのだと思います。

Dylan Matthewの歌声も楽曲全体の雰囲気にマッチしていて、彼以外の起用が想像できないほどです。

15曲目 MitiS - Shattered (feat. RUNN)

もともとMitiSは好きでも嫌いでもでもなく、ただ良曲があれば聴くという感じだったのですが、この曲が収録されている「Shattered EP」を聴いて完全にお気に入りのアーティストになりました。

個人的には2020年になってからリリースされたCulture Code Remixも外せません。

16曲目 Dabin - Part Time Lover feat. Claire Ridgely (Crystal Skies Remix)

Dabinの名アルバム「Wild Youth」のリミックスアルバムから、Crystal Skiesが担当した1曲です。

このリミックスアルバムには、ほかにもRay Volpe、Mazare、Nurko、Trivectaなど、豪華なアーティストが参加しているのですが、その中でもこの1曲は際立っている印象を受けました。

そもそも元曲が150万回近く再生されているようで。すごいな。

17曲目 Au5 - For You

楽曲のリリース頻度が高すぎて色々と心配になってしまうAu5ですが、この曲もフルアルバム「Divinorum」リリースのたった数ヶ月後にリリースされて非常に驚きました。

Au5特有のスペーシーなギュルギュル音も適度に織り交ぜつつ、優しくメロディックな1曲に仕上がっています。

18曲目 Adventure Club & Said the Sky - Already Know (feat. Caly Bevier)

この曲がリリースされる前の数週間は個人的に良いと思えるMelodic Dubstepのリリースが少なかったこともあり、初めて聴いたときに「これだよ、Adventure ClubとSaid the Skyはマジで『分かってる』よ…。」と感動した覚えがあります。

ドロップは2回とも同じ構成なのですが、退屈さを感じることはまったくありません。

むしろ同じ構成の繰り返しにより、メロディの力強さが強調されているように思います。

詳細は不明なのですが、TikTokでも人気のようです。

19曲目 ARMNHMR - The Universe Is Yours (feat. Micah Martin)

再生回数少なすぎん?(現在20,700回)

2020年に入ってからフルアルバム「The Free World」をリリースしたARMNHMR (アームアンドハンマー) ですが、この曲はそのアルバムのクオリティの高さを象徴する仕上がりです。

「All the universe is yours today」の歌詞を軸に組み立てられたドロップの迫力が印象的です。

20曲目 GhostDragon - Love Ain't Changin ft. Alina Renae, With Caslow & Red Comet

2020年に入ってリリースされた「Stories EP」の1曲目をのちに飾ることになる、メロディックで美しい1曲です。

ボーカルは全体的に優しい印象ですが、My love, my love, my love ain't changin' の繰り返しからは同時に力強い印象も受けます。

21曲目 Illenium - Pray ft. Kameron Alexander

説明不要という気さえする1曲です。

多彩なジャンルのエッセンスを巧みに組み合わせ、エピックでメロディックでどこかマッシヴな1曲を仕上げてくれるIlleniumの才能は、本当に恐ろしいと思います。

Ashes、Awake、Ascend、どれも素晴らしいアルバムですが、Ascendはハッキリ言って異常なほど良く出来すぎています。

特に11曲目〜17曲目 (ラスト) までの流れはあっという間で、「音楽に引き込まれる」という、ストリーミングが主流の時代において忘れかけた感覚を思い出させてくれます。 

22曲目 ILLENIUM, Blanke, Bipolar Sunshine - Gorgeous

これまたAscendからの1曲です。

最初のドロップは個人的にかなり衝撃的で、おそらくBlankeが主に担当したパートだと思うのですが、初めて聴いたとき「おお、マジか。これでいくのか」と思ったことを覚えています。

BlankeらしいMid Tempoのエッセンスを注入して完全にバグらせたサウンドを、Illeniumらしい力強いキックで進行させ、音楽として破綻しないギリギリを攻めているような印象を受けました。

アルバム全体を俯瞰したときにも、クライマックスへの導入として重要な役割をバッチリ果たしている1曲かなと思います。

聴きやすい系編

23曲目 Madeon - Miracle

Madeon - Good Faithは、2019年を代表するアルバムだったように思います。

特にこの曲はティーザーで使われていたこともあり、正式にリリースされる前から個人的にとても期待を寄せていた1曲でした。

Madeonの復活、そして進化を十二分に感じることができる1曲です。

ラストの「Can you show me a miracle?」 という歌詞が心に沁みます。

24曲目 Madeon - Heavy With Hoping

これまたMadeon - Good Faithからの1曲です。

楽曲のところどころから彼の音楽的なルーツを感じることができ、その点がお気に入りです。

25曲目 Smash Mouth - All Star (Breathe Carolina Remix)

本気で意味不明というか、なぜこの組み合わせ?と未だに思います。(褒めています)

しかもSmash Mouthオフィシャルでのリリース。

Smash Mouth - All Starはシュレックの主題歌として有名で、大量のミームが制作されたり、いわば「ネタ曲」的な扱いを受けているのですが、Breathe Carolinaはそれを忘れさせてくれるレベルのものを作り上げてくれました。

コメント欄では多くの人がShrek 5への期待を膨らませています。

みんなシュレック大好きすぎでは?

26曲目 LIONE - Revive

個人的に、LIONEは新曲のリリースを本当に楽しみにしているアーティストの1人です。

彼の音楽はPorter Robinsonからの影響と絡めて語られることが多いのですが、今では完全に彼自身のサウンドに仕上がっているように思います。

2020年になってからリリースされたAcoustic Versionも個人的には外せません。

27曲目 Will Jay - Nights Like These

「Drunk on seven doller wine, so bittersweet.」という歌詞がお気に入りです。

この曲を聴くと、ミント味のタブレットを食べた直後のような心地になります。(?)

個人的に「エモい」という言葉は、ジャンルとしてのエモと重複して苦手なのですが、みんなが言う「エモい」はきっとこういう曲のことを指すのだろうなと思いました。

28曲目 Pixel Terror - Millennia

ボーカルがクレジットされていないのが気になりますが、綺麗な歌声とドロップの四つ打ち、カッコいいベースラインが上手く組み合わさり、聴きやすい1曲に仕上がっています。

2020年になってリリースされた「Upgrade - EP」も良曲を収録しています。

29曲目 Breathe Carolina - Too Good

アルバム「DEADTHEALBUM」の最初を飾る1曲です。

Breathe Carolinaはもともとバンドだったり、Big Room寄りのProgressive Houseで有名になったりと変遷が複雑なグループなのですが、今回のアルバムではダンスミュージックに近いアプローチでポップミュージックを作っているような印象を受けました。

後にAcousticバージョンもリリースされたのですが、そちらもオススメです。

30曲目 Loote - are you sure?

散々ベースミュージックを聴いておいてアレですが、すみません、僕の2019年ベストトラックはこれです。

本当に、本当に良いのです…。

歌詞も、メロディも、ボーカルも、いや歌詞が本当に良い……。

この曲に出会えただけで2019年はいい年だったと思えるほどです。

2020年に入ってからも相変わらず聴いています。

この先もずっと好きであろう1曲です。

31曲目 Skrillex, Boys Noize, Ty Dolla $ign - Midnight Hour

グラミー賞こそ取り逃がしたようですが、ノミネートされたのも納得の1曲です。

哀愁漂うR&BハウスとSkrillexらしいビートが組み合わさり、斬新な構成にもかかわらず聴きやすい1曲に仕上がっています。

32曲目 Rynx - All For You Feat. Kiesza

ちょっと詳しくないので何も語れないのですが、とても聴きやすいので1回聴いただけでもなんとなく口ずさめるような1曲かなと思います。

ドラムンベース

33曲目 Kove - Le Retour

最初に聴いたときの印象は「一体何を聴かされているんだろう?」でした。

ここまで直球でヒーロー然としたドラムンベースはダサく感じるものですが、それが一周回ってカッコいいのと、「地下鉄の通路で風がヒューヒュー抜ける音」みたいなベースラインからKoveの緻密な計算を伺えたので、いつの間にかお気に入りになっていました。

34曲目 Sub Focus & Wilkinson - Illuminate

カッコいいのかダサいのかもう分かりませんが、とりあえずクラブで盛り上がることは間違いありません。

パッパ!↑パララッパッパ!パッ↑パ!↓パララッパパ!

「一見ダサいハイテクスニーカーが一周回ってカッコよく見える」みたいな、そういうのと似ている気がします。

35曲目 Metrik - Gravity

「ボーカルのクレジットが無いな」と思った方、よい着眼点です。

なんとMetrik、歌っております!

天才か。そしてベースラインが毎度のことながらカッコいい。

36曲目 Cyantific x T & Sugah - All I Want

王道というか、まあさっきから王道ばかりなのですが、ああホレスはこういうのが好きなのねと思っていただけると幸いです。

37曲目 Grafix - Refuge

Fred V & GrafixのGrafixが独立後に初めてリリースしたEPの名前を冠した1曲です。

とても聴きやすい構成になっているのですが、その中で最大限にGrafixらしさが反映されており、本当にカッコよく仕上がっています。

Grafixの、オールドスクールを尊重しつつひたすら進化し続けるサウンドを象徴する1曲だと思います。

38曲目 Grafix - Acid Generation

ガチ名曲です。

YouTubeでの再生回数はあまり多くありませんが、マニアックなドラムンベースファンからは高い評価を得ているように思います。

Refuge - EPの2曲目を飾る曲なのですが、イマっぽく聴きやすい1曲目とは対照的にめちゃめちゃソリッドな雰囲気を放つ1曲です。

題名の通り、Acid Houseやレイヴカルチャーの全盛期をリスペクトして作られた曲なのですが、ラピッドファイヤなドラムや当時 (たぶん) のレイヴカルチャーを問題視して報じるニュースのサンプリングなどを巧みに組み合わせ、クラブのみならず家で聴いても楽しめる1曲に仕上がっています。

39曲目 Boxplot - We Lose It Al (ft. Voicians)

BoxplotのEP「Alice - EP」から、爽やかで疾走感あふれる1曲です。

ドロップではBoxplotらしい前のめり (伝われ) なドラムの刻み方が印象的な一方で、2:10あたりからのブレークはかなり叙情的です。

ダイナミックとスタチックのバランスが取れている1曲だと思います。

40曲目 Boxplot - Cult Of A Broken Man

Alice - EPのラストを飾る1曲です。

ボーカル無しの硬派な仕上がりですが、その分サウンドの細部までかなり引き込まれます。

このEPは、完成するまでにかなりの紆余曲折があったようです。

興味のある方はこちらのインタビューも合わせてどうぞ。

41曲目 Logistics - Waveforms

「ああ気付いたらよく聴いていたな」という1曲です。

淡々と曲が進んでいくのに全く退屈にならず、同じモチーフの繰り返しを軸に構成されているのに音楽として破綻せずという優れた仕上がりです。

2020年になって発表された「Headspace EP」も必聴です。

42曲目 PNAU - Solid Gold (Friction Remix)

一時期BBCラジオでヘビロテされていたようで。

特にクセのない1曲ですが、ピアノの和音とドラムのバランスがよく、家でもクラブでも楽しめる仕上がりになっています。

43曲目 Dualistic & Subsequent - Sunrise ft. Ella (Bcee Remix)

Liquicityの10周年を記念した神企画「Liquicity Reflections」(過去にLiquicityからリリースされた曲をLiquicityに縁のあるアーティストがリミックスする企画) からの1曲です。

これぞLiquidという仕上がりの、とても優しい1曲です。

44曲目 Maduk - Everytime (ft. Calixte)

LiquicityのドンであるMadukのリリースです。

SKisMのようなアーティストを悪く言うつもりはないのですが、強い影響力を持ったコミュニティやレーベルのリーダーがシーンの最前線で活躍しているというのは説得力があって好感が持てます。

Madukらしい、明るく前向きな1曲に仕上がっています。

45曲目 Rob Gasser - Freefalling

再生回数少ないですね。

ストリーミングでたくさん聴かれていることを願います。

2014年前後、普段ダブステップを手掛けるアーティストが突然ドラムンベースをリリースするみたいなことが割とあったのですが、その頃の曲を彷彿とさせる1曲です。

ただ音のバランスは割とイマっぽい味付けで、シンプルにカッコいい仕上がりになっています。

ダンスミュージック以外編

46曲目 HoneyComeBear - リメンバー

僕はHoneyComeBearの古参なのですが、順調に人気を獲得していて嬉しく思います。

この曲はダンスミュージック的なアプローチが比較的控え目で、チルな仕上がりになっています。

叙情的な歌詞と優しいサウンド、そして表現力豊かなボーカルの組み合わせがとても印象的な1曲です。

47曲目 内田彩 - リボンシュシュ

内田彩のアルバム「Ephemera」のラストを飾る1曲です。

僕は声優としての内田彩のことをほとんど知らないのですが (知っているのは南ことり役くらい) 、歌手として本当にもっと評価されるべきアーティストだと思います。

特に2016年以降のシングル、EP、アルバムは良く出来すぎているほどです。

甘い歌声をここまで上手く操れる才能 (と努力) は生半可なものではありません。

楽曲も悪い意味での「声優然」としたものが少なく、声優というフィルターをかけなくても楽しめるアーティストだと思います。

48曲目 ALICE S.O.S. - NO TITLE STORY

元劇場版ゴキゲン帝国・ありすのソロプロジェクトからの1曲です。

僕は梓乃ありす (さん) のことを詳しく知らないのですが、アイドルとしてのフィルターをかけなくても楽しめる1曲だと思います。

サビの四つ打ちが心地よく、2000年代後半のポップミュージックを彷彿とさせる仕上がりです。

49曲目 Payrin’s - Trash me

タニタツヤ (さん) が手掛けた、Payrin'sの1曲です。

マジでカッコいいんですよね…。

ライブ映像が公式からアップロードされているので、そちらも合わせてどうぞ。

余談:桜木もち子 (さん) の美しさはいい意味で人間離れしていて、いま僕の手元には彼女のチェキがあるのですが、「無加工でこれなのか…。」と驚くばかりです。

50曲目 SHACHI - Tokyo

CY8ERましろとトラックメイカーのSAMEが手掛けるプロジェクトからの1曲です。

チルなヒップホップの雰囲気とましろ (さん) の切なげな歌声の相性が非常に良く、ヒップホップ全般、とりわけ日本語のラップに疎い僕でもヘビロテしてしまいました。

「Alone - EP」収録の1曲なのですが、本当にクオリティが高いEPだと思います。

まとめ

2019年後半は良曲のリリースがかなり多く、とても充実していました。

個人的にはOpheliaを中心にしたMelodic Dubstep系コミュニティの醸成と、オールドスクールへのリスペクトを感じるドラムンベーストラックのリリースが印象的な期間でした。

引き続き、今後の良曲もこのブログで紹介していこうと思います。

そりでは!