【音楽】2018年よかったベースミュージック (+α) を30曲選んでみた

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押忍。

ホレスです。

今年も死ぬほど音楽を聴きました。

音楽の趣味が合う友達にも恵まれ、それからZomboyやMust Die!のライブにも行ったりしました。

それはそうと、今年発表された曲の中から、ベースミュージック (ダブステップ・フューチャーベース・ドラムンベースなど) を中心に、聴いてよかった曲を30曲選んでみました。

適当に選ぶと70曲くらいになったので、30曲というのは個人的にとんでもない厳選具合です。

ちなみに楽曲の順番は「順番に流すと気持ちがいい」順です。

同ジャンル・同傾向の曲を固めています。

それではどうぞ。

 

1曲目


Modestep x Barely Alive x Virtual Riot - By My Side

2018年はDiscipleの強さが印象的な年でした。

Modestepが新たにメンバーに加わり、Discipleのイカれベース二大巨頭こと (は?) Barely Alive・Virtual Riotとコラボ。

ロディックなModestepボーカルからの、ベースジャンキーなドロップへの流れが秀逸です。

 

2曲目


Teminite - A New Dawn

Teminite渾身のニューアルバムからの1曲。

ああコレコレ、これがTeminiteの音だよなあという音の飛ばし方。

下手にダブステップ界隈のトレンドに流されてないのが好感持てます。

 

3曲目


Oliverse - Deeper Ft. joegarratt

去年はTchami - AfterlifeのリミックスでUKF Dubstep 2017に入れてもらっていたOliverse君ですが、今年はなんとDiscipleに仲間入り。

大本命なオールドスクール (本人も言ってる) ダブステップサウンドに、メロディックなボーカルが乗っかるという100点満点仕様。

ちなみにこの曲が収録されているDimension EP、全部神曲です。

来年もがんばってくれ〜〜!

 

4曲目


Aika & Kotori - Starscream

アニメからのサンプリングを多用した楽曲で有名なKotoriと、Virtual Riot - In My Headのリミックスで有名なAikaのコラボ楽曲。

和風サウンドとメロディックなベースサウンドを織り交ぜ、Kotoriらしいリディム要素も外さない。さすが。

 

5曲目


Slushii - Fired Up

Slushiiのアルバム "Find Your Wings" より1曲。

Slushiiらしく加工されたメロディックなボーカルからの、オールドスクールなドロップが最高に "飛べる" 。

ドロップの4つ打ちも聴いていて気分がいいね。

 

6曲目


Panda Eyes - I Am Undead

今年は前述のModestep、Oliverseに加えて、Panda EyesもDiscipleのメンバーに加わりました。

Panda EyesはDiscipleにサインした段階ですぐにスイスからアメリカに引っ越したようです。

ガンバレ、新生活!

肝心の楽曲のほうは、Disciple加入後一発目のアルバム "Isolation EP" からの1曲です。

それまでのPanda Eyesらしさに、「さすがDiscipleに入るだけあるな」と思わせるレベルまでに洗練された要素が加わり、まさにビバ・パンダアイズ!な楽曲となっています。

 

7曲目


GG Magree - One By One (Hunter Siegel Remix)

GG Magreeの楽曲のリミックスです。

UKFのサムネの美人なお姉ちゃんに釣られて再生すると、バーンンババババ!!!!!バババババ!ンババババ!!!!!ンババババ!!!ババババ!!!!!

カッコよくてクセになる曲です。

 

8曲目


Snails & Adventure Club - Follow Me (feat Sara Diamond)

Snailsのニューアルバムより1曲。

1回目のドロップでメロディックで綺麗なボーカルをこれ以上ないってくらいにグチャグチャのドロドロに掻き乱しておきながら、2回目のドロップではちゃんと "抑えた" 仕上がりになっているところがポイントだと思います。

さすがSnails。そこらのアーティストだと2回目のドロップもグチャグチャにしてよく分かんない感じに収束させちゃうぞ。

 

9曲目


Getter - All Is Lost Feat. nothing,nowhere

Getterの新作 "Visceral" より。

Visceralって「内臓」って意味らしいですよ。これでまたTOEIC990点に近付いた。

これまでのGetterとはちょっと違う、でも最高に "Getterだな" と思わせる楽曲の構成が流石としか言いようがありません。

ロディックで哀しげなサウンドとドロップのベースが心に響きます。

 

10曲目


3LAU - Touch feat. Carly Paige (Zeds Dead Remix)

今年発表の3LAU (ブラウ) のアルバム、"Ultraviolet" リミックスアルバムからの1曲。

元アルバムのUltravioletは全曲神です。「美」。

そんなわけで元の曲もじゅうぶん神なんですが、「やっぱこういうの聴いちゃうとプロはすごいよな」と思わせてくれるメロディの構成はまさに芸術。

「逸品」って言葉がすごくしっくりくる、そんな楽曲です。

 

11曲目


Au5 - The Journey (feat. Trove) [Monstercat Release]

大正義Au5の新曲。

ダブステップのトレンドにもトランスのトレンドにも流されず、毎年コツコツとMonstercatから楽曲を出し続けている彼ですが、今年の新曲も「ハハハ、これは誰が聴いてもAu5だわ」といった印象。

聴いて安心できるベースミュージックってあんまりないです。

そういう意味でAu5の存在は貴重です。

どうでもいいんですが、今年の夏頃、皮膚科の待合室でAu5をそのまま東アジアの顔にしたカンジの人 (髪型もソックリ) に出会いました。ドッペルゲンガー・・・。

 

12曲目


Rob Gasser & Miyoki - Equalizer

ダブステップ界の「デブ」ことRob Gasserの新曲。

ちなみに「デブ」呼びは完全にGasserファンの友達の影響です。

ちなみに彼はLINEホームのLINE Musicを "Rob Gasser, Raider - Ark" に設定しています。ガチ勢じゃねえか。

 

13曲目


APEK - Supernatural (ft. Stassi) (Au5 Remix)

「あれフューチャーハウス?」と思った方、残念。ちゃんとAu5のリミックスです。

Au5特有の緻密な音の構成と元楽曲のボーカルの美しさが掛け合わさって、1年中聴いても飽きないといった仕上がりになっています。

事実、僕は2018年、春も夏も秋も冬もこの曲をソコソコの頻度で聴いていました。

明るめだけどベースはシッカリしてる、だけどフューチャーベースに分類されるほどでもないって感じの曲は希少。

 

14曲目


Charlie Puth - The Way I Am (Slushii Remix)

2018年大人気で、ユニクロでも曲がかかっているほどだったチャーリー・プースですが、彼の曲をSlushiiがリミックスしたとなるともう最強です。

これはぜひ複数回聴いて、"良さ" とか、ガムっぽいけど実はスルメなところとか、Slushiiの "真髄" を味わうことをオススメしたいです。

本当にいいぞ。

 

15曲目


Emily Vaughn - Strangers (OLIVERSE Remix)

またしてもOliverse。

この曲はゴリゴリのダブステップではなく、Emily Vaughnのポップな楽曲のリミックスとなっています。

We can go round and round again ♪ がクセになります。

 

16曲目


✿ MACROSS 82-99 ✿ X punipunidenki & Le Real - 桜吹雪[Sakurafubuki]

フューチャーファンクで有名なMacross 82-99に、Puniden (ボーカル) 、Le real (ラップ) という豪華コラボな1曲。

というかYouTubeで全然動画引っかからなくて焦った。

彼の楽曲はApple Musicでも聴けますが、同じアルバムでも収録されていない曲があったりするので個人的にはBandcampのほうがオススメです。

買ってからダウンロードしてライブラリに追加してもいいし。

ロディックでついつい口ずさみたくなるようなポップさと、Future Funkの元ネタになった楽曲からエッセンスを抽出したかのようなレトロ (ぽい) サウンドが楽しい1曲です。

 

17曲目


Moe Shop - Baby Pink (w/ YUC'e)

フューチャーファンクで有名なフランス人・Moe Shopですが、今年は完全にエレクトロファンクに移行したようです。

上の楽曲は、春にリリースされたアルバム "Moe Moe" からの1曲ですが、そもそもこのアルバムは完成度が異常です。

恐らく同じことを考えている人はたくさんいるはずで、事実CD盤が生産されたり、それがTSUTAYAに置かれたり、カセットテープ盤が2種類生産されたり、Moe Shopスゲー!となります。

来年も期待してるぞ!

ちなみにボーカルのYUC'eは、アルバム "Future Cake" で有名な、ディーンフジオカの公式リミックスとかもやってた女性アーティストです。

Future Cakeも全曲神なので (去年リリース) 一度は聴くべき。

 

18曲目


Hyper Potions, Synthion & MYLK - Maboroshi (w/ Lyrics)

はっきり言ってこのコラボはヤバいです。

発表されたとき、タブン2018年でイチバン変な声出ました。

Hyper PotionsとMylkのコラボは2016年のKiradoki Harmonyリミックスで一度あったのでまたいつかあるだろうと思っていたんですが、まさかそこにSynthionが加わるとは。

Synthionで一番すきなのはMIlkoi - Setsunaのリミックスです。(どでもいいね)

肝心の楽曲ですが、Mylkの "いつも通り" な日本語ボーカルに、最初のドロップはHyper Potions要素強め、2回目のドロップはSynthion要素強めと言った感じです。

最高にハッピーなフューチャーベース、ありがとう・・・。

 

19曲目


Barely Alive - Buddy Ft. Yves Paquet

普段はうるさい (褒め言葉) 楽曲ばかり制作しているBarely Aliveですが、この楽曲はいつもと違う「平和」が感じられて好きでした。

ギャップ萌えってこういうことか。

 

20曲目


Illenium & Kerli - Sound of Walking Away (Au5 & Fractal Remix)

Illeniumの楽曲をAu5とFractalがリミックスするという、まさに「これ以上の美しさって無くね?」的な1曲。

しかも元楽曲のボーカルKerliじゃん。

美しい曲にならないわけがない。

 

21曲目


Seven Lions Feat. Runn - Calling You Home

いつ見てもロゴがパチンコ屋さんみたいなSeven Lionsですが、今年の楽曲も「最高」でした。

パリピ入門にチェインスモーカーズを聴くみたいなノリで、ダブステップ初心者にはSeven Lionsを聴いてほしいです。

やっぱり「美」で始まって「美」で終わるって感じですね、Seven Lionsは。

 

22曲目


Seven Lions, Tritonal & Kill The Noise feat. HALIENE - Horizon

タブン2018年最強のコラボ楽曲です。

Seven Lions & Tritonalという「美しさの双璧」に、Kill The Noiseが加わって2人の "ワルい" 部分を引き出すという、カッコいい曲を制作するのにもうこれ以上ないってくらいのメンツだと思います。

特に、2回目のドロップでドラムンベースになるところは初めて聴いたとき失神しそうになりました。

ニュートラルに、僕の個人的な好みを取っ払って判断するとすれば、この曲が今年イチバンの曲になるのではないかと思います。地球上で。

 

23曲目


Killabyte - Wicked Ways (feat. Danyka Nadeau) [NCS Release]

Killabyteの新曲ですが、注目すべきはボーカル。

"あの" 、Danyka Nadeauです。

誰が聴いても美しい声。歌うまい。

もうどうあがいてもいい曲にしかならないね。解散!

友達にはドロップがちょっとMarshmelloっぽいと言われました。

言われてみればめちゃめちゃ叙情的なMarshmelloに聴こえないこともない。

 

24曲目


STANDERWICK & HALIENE - Deep End (Trivecta Remix)

Standerwickの楽曲を、Monstercatのメロディック番長・Trivectaがリミックスしたものです。

Standerwickは僕がトランス系でイチバン好きなアーティストですし、Trivectaも曲数こそ多くないもののカッコいい曲ばかり作っているので、この仕上がりも当然のように思います。

力強く、そして美しいドロップは圧巻です。

 

25曲目


Darude & Ashley Wallbridge feat. Foux - Surrender

"Sandstorm" のDarudeが今年発表した楽曲です。

王道トランスといった感じですが、それ以上に「Darudeってまだ活動してたんだワラ」って方のほうが多いんじゃないかと思います。

さすがベテランって感じの、安定感のある音作りで僕は結構すきです。

 

26曲目


Memtrix - Dare Me

シンプルにカッコいいドラムンベースです。

"I want you to tell me" かな?ボーカルがクセになります。

 

27曲目


Pola & Bryson Ft. Lauren Archer - Night Dawns

キレイめドラムンベースな1曲です。

聴いてて落ち着く、チルなドラムンベースって2018年は希少でした。

 

28曲目


Maduk & Dennis Pedersen - Miles Apart (ft. Ella Noël & Rino)

世間的にもかなり高評価な1曲です。

色んなアーティストがプレイリストに入れて紹介してました。

チルなドラムンベースで、聴いていて心が爽やかになるような1曲です。

 

29曲目


【MUSIC VIDEO】じゅじゅ - 35席

残り2曲は地下アイドルで攻めます。

まずは今年リリースの全19曲・超大作アルバム "Melian" からの1曲です。神やな。

歌詞の内容としては、学校でのいじめ、自殺、死生観といった結構シビアなものを扱っているんですが、まあじゅじゅってそういうグループだしいいんじゃないでしょうか。

同アルバムに収録されている楽曲 "idoll" の、

「ある日ネットでブスと言われ エゴサして心ボロボロ」

って歌詞 (しかも出だし!) もなかなかインパクトあって好きです。

ちなみに僕はゆらねちゃん推しです。

 

30曲目 (ラスト)


Alloy 4th Single『青い協奏曲 / sakura』Teaser

("sakura" のほうです)

圧倒的エース・北野ももこが脱退したのち、新メンバーが2人加わって "Will-O'" として生まれ変わったAlloyですが、この曲には文句無しのAlloyらしさがあるように思います。

歌詞もいいし、榎本りょうは可愛い。

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ゆらねちゃんと榎本りょちゃのツーショット。

地下アイドルは女の子でも男の子でも僕にとってはヒーローだから、こういうの見ると可愛いというよりもカッコいいと思ってしまうな。

 

総括

やっぱりUKFはいい曲をフィーチャーしてくれますね。

いい曲見つけた!って思ったあとにYouTubeを開くと、もうその日のうちにUKFが同じ曲をアップロードしていたりというのがよくありました。

"ジャンク" だと思ってしまうような曲も多くなってきたベースミュージックですが、まだまだ捨てたもんじゃないと思います。

今回選んだ30曲の中にはベースミュージック以外にも、フューチャーベース、エレクトロファンク、地下アイドル楽曲といった多様なジャンルの曲を入れましたが、どれも本当に素晴らしい曲ばかりです。

2019年も、日常を彩ってくれる "いい" 音楽にたくさん出会えますように。